日本語支援ボランティア団体「夢気球」について
- 夢気球の紹介
- 夢気球規約
概要
日本語支援ボランティア団体「夢気球」は、2011年9月10日の第1回総会をもって設立され、城陽市国際交流協会(以下、JIEAと言う)にその活動拠点を置いています。当団体の活動は、JIEAの日本語教室運営事業の一環として行われ、ぱれっとJOYOと協働しています。
夢気球の活動目的に賛同し協力を希望する人は以下の条件を満たせば夢気球の会員として登録し、日本語支援活動を始めることができます。
・日本語支援ボランティア養成講座を修了した人
・日本語支援ボランティアあるいは日本語指導の経験を有する人
(詳しくは、JIEAにお問い合わせください。)活動目的
日本語の習得を希望する学習者に対して、可能な限り質の良い日本語学習の場を提供する事を第一義的な目的としていますが、最終的には、学習者と支援者が共に多文化共生を目指しています。
活動の対象
日本に在住する外国出身者、あるいは長期にわたる海外滞在後の帰国者(中国残留帰国者など)で、日本語の学習を必要としている全ての人を対象とします。
日本語支援状況
日本語教室は、小規模での開講(学習者が1~3人)を基本にしています。学習する曜日と時間帯、学習内容については、できるだけ学習者の希望に添えるように相談しながら決めています。
開講の曜日、時間帯は、月曜から金曜日の午前・午後はJIEAで開講し、日曜日の午前中は、城陽市男女参画支援センター(ぱれっとJOYO)で開講しています。団体の名称「夢気球」について(参考)
気球の構造はとてもシンプルなものです。絶妙な風の読みと時には大胆な判断が必要ですが、それさえあれば目的地までゆったりと味のある旅をさせてくれます。操縦は易しくはありません。時間もかかります。更に搭乗者数は、ほんの数人に過ぎません。それでも、気の合った仲間同士なら空の旅はこの上なく楽しいものになります。
そんな様子を脳裏に浮かべると、日本語学習者と支援者は、ひとつの目的地に向かってゆったりと旅をする、気球の搭乗者のように思えてきます。更に思いを馳せると、これから私達の夢を乗せた気球が、ひとつまたひとつと飛び始める光景が目に浮かんできます。
日本語を教えるだけじゃない、夢はもっと先にある多文化共生なんだよ!」と言う思いを込めて“夢気球”という言葉が、私達の日本語支援ボランティア団体の名称に選ばれました。
私達の“夢気球”はいつでも出発できるように、日頃から準備に余念がありません。機会があるごとに操縦の腕も磨いています。できるだけ沢山の外国出身の人達が夢気球に乗って、日本の社会にスムーズに溶け込んで行けるようになれば、私達の喜びはとても大きなものになるでしょう。
夢気球規約
夢気球規約(2021年改定)190KB